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 先週(7/5)に,書道のお仲間といっしょに,世田谷区上野毛の五島美術館で,「日本の名蹟」,という書道展を観てきました。

日本の名跡 1
 
 五島美術館は,書道の名品の所蔵も多いためか,このような書道の企画展をときどきやります。
 以前「時代の書」(12.11/13の記事)も観に行きました。
 
 今回の書道展は,書家・古筆研究者の飯島春敬氏(1906~1996)の「春敬記念書道文庫」の中から,奈良時代から江戸時代までの,仮名と写経などの名品100点が選ばれ展示されていました。
 
 今回の私のお目当ては,平安時代中期の書,関戸本古今集(伝 藤原行成筆)です。
 私が,数年間ずっと勉強している作品です。(かなの古典の臨書,4/19の記事

 関戸本 ハガキ
今回展示された,関戸本古今集の作品の載っているハガキをお土産に買ってきました。

 以前,「時代の書」でも観たところとは,違う箇所でした。
(関戸本古今集は,断簡(「部分」「断片」ということ)で残っているのです)
 
 今回の料紙(おもに仮名を書く紙)の色は,薄い緑色。
 なんともいえない美しい色合いの料紙でした。
 展示されていたのは,私も勉強でなんどか描いた箇所です。
 ゆっくりと鑑賞しました。
 
 他にも,同じ藤原行成筆とされる別の作品や,平安の三蹟とされるほかの二人,小野道風筆,藤原佐理筆のもの展示されていました。とにかく貴重な作品ばかり。
 ひとりのコレクターが,すばらしい作品をこんなにも,所蔵してるなんてすごい…。
 すべて,その当時の「ほんもの」が観れるのです。

 日本の書は,書や料紙はもちろん,表装も観るのもたのしみのひとつです。
 ひとつひとつ味わいがあって,すてきです。
 その時代の雰囲気も感じられます。
  
 最後にもう一度関戸本古今集を観て…。
 一回では,もったいない,もう一度観にいこうかな…。
 美術館の美しいお庭を散策しながら,そう思いました。
 五島美術館 庭

 これから夏本番です。
 夏休みに合わせて,都内の美術館では,書道展や美術展がたくさん開催されます。
 暑い夏は,静かな美術館もいいですね。
 せっかく,東京に住んでいるのだから,
 また,よい作品をたくさん観にでかけたいと思います。

※「日本の名蹟」は7/28(日)まで開催しています。
 ご興味のある方は,ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。 
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[2013/07/14 08:38] | 書道展
[tag] 二子玉川,古典
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