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先日、六本木の東京ミッドタウンホールで、「北斎づくし」展を見てきました。
感染対策のためチケットは事前予約制で、人数を制限して行われていました。

 2021北斎1

今回の展覧会は、主催者のホームページの説明によれば、こういうものです。

“20歳で浮世絵師としてデビューしてから90歳で没するまでの70年間、常に挑戦を続けて森羅万象を描き抜こうとした画狂の絵師、葛飾北斎。その生誕260年を記念し、代表作である『北斎漫画』、「冨嶽三十六景」、『富嶽百景』の全頁・全図が一堂に会する展覧会”

葛飾北斎のことを知る貴重な機会だと思って、行ってきました。

会場の展示も大変工夫されていて、たのしく見ることができました。

 2021北斎2
 (最初のコーナーの展示の様子)

会場では、「冨嶽三十六景」以外は、基本的に撮影OKとのこと。
最初の展示は『北斎漫画』のコーナーです。この「漫画」というのは、絵の手本として描かれたイラストのこと。
「沢山の漫画(絵手本)がありました。
来場者は、老若男女、若いカップルから小さいお子さん連れなど様々でした。

 2021北斎4

沢山の種類の絵があり、皆さん興味深げに見いっていました。
私も何枚か撮りました。

 2021北斎3

 北斎5
(擬人化したねずみが作業をしているもの)

 北斎6
(様々な貝殻などの図鑑のような絵)
 
今回の展覧会で見たかったのは、なんといっても、「冨嶽三十六景」の全頁です。三十六景というけど、実際の作品は四十六あるんですね。いろんな富士山が登場して、圧巻でした。

教科書で見たことがあるものを近くでじっくり見ることができて、ワクワクします。
構図などの上手さや面白さはもちろんですが、藍色や赤色など、色彩がなんともいえず美しかったです。

途中には、大きなスクリーンに北斎の絵の断片を写し出すコーナーもありました。これも良かった。

 北斎7

最後に、『富嶽百景』を見ました。こちらはモノクロの版画集。
「三十六景」よりもさらに様々な場所から描いた富士山がありました。
モノクロの線画なのに、その絵の場面、気温や風などが感じられるようでした。

 北斎13

 北斎13 (2)

 北斎13 (1)

 北斎⑪ (1)

これらの代表作は、北斎が70歳を過ぎてからの晩年に書かれたとのこと。

最初のコーナーの、『北斎漫画』は50歳を過ぎてから書き、「冨嶽三十六景」、『富嶽百景』は70歳を過ぎてから。
90歳で没するまで、「まだまだ上達している、まだまだ描きたい」といっていたそうです。

北斎は、富士山だけでなく、世の中の色々なものを描いたのだなあと感心しました。
また、最後まで上手になろうとして取り組んでいたことを知り、大変刺激になり、前向きな気持ちになりました。

また展覧会に足を運ぶ機会をつくりたいと思います。

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[2021/09/21 09:45] | お気に入り
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