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 今日は、おだやかな秋晴れです。
 今朝、我が家のベランダから撮った写真です。

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 近くの木々は美しく色づいていました。
 今年は、例年よりも紅葉がきれいにみられるとのこと。
 我が家でも味わうことができます。

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 空もきれい。
 遠くには、雪化粧の富士山も小さく望めます。
 私は、この景色が好きです。
 さわやかでいい気分です。
 
 そんな中、来年2月に行われる書道展の作品づくりしています。

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 書道をするにはよい季節です。
 静かに墨を擦って…。
 今回の作品も、以前から師事している先生のご指導を受けながら作っています。
 なかなかうまく書けず、難しいなあと思うときもあります。
 でも、ゆったりした気持ちで書いていると、なんともいえずいい気持ちになります。

 よい作品にしたいなあと思います。
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[2014/10/29 11:29] | 団地
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 私は、ヨークカルチャーセンター府中の、「子ども書道教室」と「おとなから始める書道教室」、二つの講座の講師をしています。 
 
 秋らしい気候が続いています。
 何をするにもよい季節となりました。

2014 大国魂神社 神輿

2014 府中市制60年
  
 先日(10/19)、カルチャーセンターのある府中の街はたくさんの人でにぎわっていました。
 街で配っていたチラシをもらうと、「府中市制施行60周年記念 市民パレード」とありました。
 どおりで…。
 近くの大国魂神社では”府中の太鼓”が、駅前のけやき通りでは、”府中小唄の民謡流”しが行われていました。
 見ている人たちも楽しそう。
 私もすがすがしい気持ちになりました。

 この日の講座の様子を紹介します。
 まずは、こども教室。

2014 カルチャー10月こども

 今月から新しい仲間も増えました。
 みんな真剣に毛筆の課題に取り組んでいました。
 こども教室では、硬筆、毛筆の両方の指導をしています。
 基本を大切に、丁寧な指導を心がけています。
 また、毎月、昇級にも挑戦しています。

 次は、大人教室です。

2014 カルチャー大人10月

 この日も、皆さん早くに教室にいらしていました。
 何度も同じ文字を練習したりして、真剣に課題に取り組んでいました。
 楷書の基本から、丁寧に指導しております。

 両講座とも、いつでも見学、体験ができます。
 詳しいお問い合わせや、お申込みは…

 府中本町駅前 ラウンドワン1階
 ヨークカルチャーセンター府中
 まで。

 お待ちしております。

[2014/10/26 09:33] | ヨークカルチャーセンター
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 先週、世田谷の五島美術館で、「秋の優品展 絵画・書跡と陶芸」展を見てきました。
 当館の貯蔵品の中から、平安から明治時代までの約60点ほどの書や絵画、陶芸の名品が飾られていました。

 五島美術館に行くのは、昨年の夏以来。関連記事:2013.7五島美術館で、「日本の名蹟」を見てきました
 ゆっくりと美術館に行くことじたい、久しぶりです。 
 めったに乗らない東急線で出かけるのも、新鮮な気分でした。

2014 東急線駅
 (東急線駅ホームから見える多摩川)

 2014 上野毛駅
 (美術館最寄、上野毛駅前)

 2014 五島美術館1
 (五島美術館) 
 
 今回見たかったのは、平安時代の古筆(古典の書)、平安の三跡(後世に影響を与えた書道の大御所三人)といわれる、小野道風(おののみじかぜ、894~966)、藤原佐理(ふじわらのすけまさ944~998)、藤原行成(ふじわらのゆきなり、972~1027)の筆(ひつ)の書。
 書道を勉強する上で、有名な古典の本物を間近で見れるのは貴重な機会です。

 館内はとても静かで、じっくりと見ることができました。
 かな文字のお手本とされている平安時代の書は、やはり美しい。
 こんな風に書けたらいいなあ。

 また、書のほかにも絵画や陶芸など、すばらしい作品がたくさんありました。

 中でも、私がよかったと思ったのは、江戸時代の尾形光琳(おがたこうりん)による紅葉流水図という絵です。
 団扇に秋の風景をシンプルな色あいで書いた絵が掛け軸に張られていました。
 少ない色だけなのに、すごくきれい。
 今の秋の季節にぴったりで、いいなあと思いました。
 
 五島美術館 はがき
(お土産に買ってきた絵はがき。向かって右が尾形光琳の紅葉流水図。左が寸松庵色紙 伝紀貫之筆。背景の色が実際の色と違っているので、様子が伝わり難いのが残念。)
 

 それから、夏目漱石の「門」の直筆の原稿もありました。
 思いがけず見ることができたもの。

 漱石の書いた、万年筆の文字や校正した個所も見ることができました。
 原稿用紙をよーく見ると、一枚ごとに文字の上のところに、”漱石山房”とあり、その文字をはさんで、かわいらしい動物の挿絵が印刷されていました。
 さすが、専用の原稿用紙を使っていたんですね。

 また、題簽(だいせん、書物に書かれた、題字や表紙)は、漱石と親交が深かったとされる中村不折(なかむらふせつ、画家・書家)によって書かれていました。独特の書体で、おもしろいと思いました。
 明治の文豪の様子を垣間見れた気がしました。

 今回は、書以外にも絵や陶器などもゆっくりと見てまわることができました。
 やはり、展覧会を見に行くときは、たっぷりと時間をとって行きたいものです。

 ゆったりとした気持ちで見ることで、いつもなら見逃すようなことにも気が付くことができたのかもしれません。

 これからは、書以外でも美しいものを見る機会を作りたいなあと思いました。

[2014/10/12 11:20] | 書道展
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 私は、ヨークカルチャーセンター府中で、「こども書道教室」と「おとなから始める書道教室」の二つの講座の講師をしています。
 先日(10/5)は、台風が接近していて大雨の荒れた天気でした。
 近くの大国魂神社の様子もこんな感じ。

 2014 10月大国魂神社1

 この日は、こども教室に体験の方がいらっしゃいました。
 小1の女の子です。

 2014 10月カルチャーこども
 
 硬筆の指導をしました。
 ひらがなとお名前をきちんと書く練習です。
 小さな手で、力強くしっかりと書いていました。
 帰るときには、「とてもたのしかった」と笑顔をみせていました。 
 子ども教室では、毛筆と硬筆両方の指導をしています。

 おとな教室の様子も紹介します。
 大雨の中、みなさん早めにいらして、10分前には着席されていました。
 いつも前向きな姿勢で、関心します。 
 この日も、課題の文字をなんども練習していらしゃいました。

2014 10月カルチャーおとな3
 
 両講座では、いつでも見学や体験ができます。
 
 詳細、お申込みは…
 府中本町駅前 ラウンドワン地下1階
 ヨークカルチャーセンター府中
 まで。

 お待ちしております。

[2014/10/12 10:15] | ヨークカルチャーセンター
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 少し前のことですが、私の子ども教室でうれしいひと言が聞けたので、ご紹介したいと思います。
 毛筆のお清書をしているときのこと。

2014 夏特別教室2
(8月に行った、夏休み特別教室の様子)
『関連記事:8月の奈昌書道教室』

 まだ通い始めてまもない小2の男の子が、書いている手を止めて、話し始めました。

 「ぼくね、このまえね、書道していてよかったあっておもったことがあったんだあ」
 「へえ、なになに?」と聞くと、
 「友だちと、”ふえおに”っていうおにごっこしててね、その”ふえおに”っていう字を紙にかいたらね、友だちが、じょうずだねえっていってくれたんだあ。そのときね、ああ、書道やっててよかったなあって」

 なんて、素直でかわいらしい。
 まだ、習いはじめたばかりのお子さんから、こんなことばが聞けるなんて…。
 
 指導していてよかったなあと思えるひとときでした。

 子どもはときどき、このような話をしてくれます。
 なんの脈絡もなくいきなり話し始めるので、指導に集中していたり、余裕がない状態だと、聞きのがしてしまいそうになります。
 でも、出来るだけ耳をかたむけるようにしています。
 
 聞きのがさないために、私自身も、こころに余裕をもっていたいものです。

[2014/10/09 23:23] | 書道教室
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