先日(7/19)に、上野の東京都美術館に毎日書道展を見に行ってきました。
<関連記事、新国立美術館で、『第66回毎日書道展』をみてきました>
毎日書道展の会場は、乃木坂の国立新美術館と上野の東京都美術館の2つ。先日は国立新美術館をみてきました。今回は、自分とお仲間の作品が展示されている上野の会場にやってきました。
土曜日の夕方の上野公園周辺は、たくさんの人でにぎわっていました。

(東京都美術館)

毎日書道展の案内のサイン。
シンボルマークとして、ポスターや名鑑に載っている「毎」という文字があります。
インパクトがある、すばらしい字です。
誰が書いたのでしょう?
この書道展の主催などの、立派な書家の方か書いたのか?と思って鑑賞ガイドを読むと、
「中国・唐の玄宗皇帝時代の人、顔真卿(がんしんけい、709-785)の「祭姪文稿(さいてつぶんこう)」という書から一字抜き出したもの」
とありました。
書の歴史に残る巨匠の作だったのですね。
どうりで…と納得しました。

館内の休憩室も、すてきです。

漢字、前衛書、臨書作品など、たくさんの作品を見ながら、会場を進んでいきました。

見つけました。上の写真が私の作品です。
2×6(61㎝×182㎝)の大きさの紙に縦にかなの作品を作りました。
古今和歌集の中の夏の歌一首。
「夏と秋と行(ゆ)きかふ空の通ひ路(ぢ)はかたへ涼しき風やふくらむ」
(訳文) 夏は今日で去り、明日は秋がくる。その二つが行きちがう、大空にある通い路は、秋のくるほうの片側には、いまごろは涼しい風が吹いているころであろうか。
(飯島春敬編、かな墨場辞典 和歌編、東京堂出版より)
歌の雰囲気が少しは出せているでしょうか…。
たくさんのすばらしい作品に刺激を受けて「また、よい作品を作れたらいいなあ」と思いながら帰ってきました。
夏はまだはじまったばかりです。
「夏と秋の通い路の涼しい風」を待ちながら、しばらくは暑い夏をたのしみましょうか。
みなさま、くれぐれもご自愛ください。
<関連記事、新国立美術館で、『第66回毎日書道展』をみてきました>
毎日書道展の会場は、乃木坂の国立新美術館と上野の東京都美術館の2つ。先日は国立新美術館をみてきました。今回は、自分とお仲間の作品が展示されている上野の会場にやってきました。
土曜日の夕方の上野公園周辺は、たくさんの人でにぎわっていました。

(東京都美術館)

毎日書道展の案内のサイン。
シンボルマークとして、ポスターや名鑑に載っている「毎」という文字があります。
インパクトがある、すばらしい字です。
誰が書いたのでしょう?
この書道展の主催などの、立派な書家の方か書いたのか?と思って鑑賞ガイドを読むと、
「中国・唐の玄宗皇帝時代の人、顔真卿(がんしんけい、709-785)の「祭姪文稿(さいてつぶんこう)」という書から一字抜き出したもの」
とありました。
書の歴史に残る巨匠の作だったのですね。
どうりで…と納得しました。

館内の休憩室も、すてきです。

漢字、前衛書、臨書作品など、たくさんの作品を見ながら、会場を進んでいきました。

見つけました。上の写真が私の作品です。
2×6(61㎝×182㎝)の大きさの紙に縦にかなの作品を作りました。
古今和歌集の中の夏の歌一首。
「夏と秋と行(ゆ)きかふ空の通ひ路(ぢ)はかたへ涼しき風やふくらむ」
(訳文) 夏は今日で去り、明日は秋がくる。その二つが行きちがう、大空にある通い路は、秋のくるほうの片側には、いまごろは涼しい風が吹いているころであろうか。
(飯島春敬編、かな墨場辞典 和歌編、東京堂出版より)
歌の雰囲気が少しは出せているでしょうか…。
たくさんのすばらしい作品に刺激を受けて「また、よい作品を作れたらいいなあ」と思いながら帰ってきました。
夏はまだはじまったばかりです。
「夏と秋の通い路の涼しい風」を待ちながら、しばらくは暑い夏をたのしみましょうか。
みなさま、くれぐれもご自愛ください。
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7月27日(日)に、永山公民館(ベルブ永山)で、「親子・孫でたのしむ体験書道教室」を行います。
講師は、私、秋田奈昌(なしょう)です。
楷書の基本を丁寧に指導いたします。
この機会に書道を体験してみませんか?
当日は、うちわに自分の書を書いて、お土産にお持ち帰りいただく予定です。
初心者の方歓迎です。
大人の方、おひとりのご参加も大丈夫です。

日時 7月27日(日) 午前9時~11時
会場 永山公民館 学習室(ベルブ永山 4階)
会費 おひとり1000円、お子さん半額500円
道具は会場にもございます。
お申込みの方は、前日までに、下記まで①お名前②参加人数(お子さんの年齢)③ご連絡先(携帯・メールアドレス)をメールにてお送りくださいませ。
記
秋田奈昌(なしょう) akita.nashoあっとgmail.com
(あっとを@に変換して返信ください)
尚、会場のベルブ永山のチラシやポスター、多摩市掲示版(7/15以降)、たま広報(7/20号)に、連絡先(携帯番号)を記載しております。
そちらからのお申込みも可能です。
ご参加のお申込みをお待ちしております。
講師は、私、秋田奈昌(なしょう)です。
楷書の基本を丁寧に指導いたします。
この機会に書道を体験してみませんか?
当日は、うちわに自分の書を書いて、お土産にお持ち帰りいただく予定です。
初心者の方歓迎です。
大人の方、おひとりのご参加も大丈夫です。

日時 7月27日(日) 午前9時~11時
会場 永山公民館 学習室(ベルブ永山 4階)
会費 おひとり1000円、お子さん半額500円
道具は会場にもございます。
お申込みの方は、前日までに、下記まで①お名前②参加人数(お子さんの年齢)③ご連絡先(携帯・メールアドレス)をメールにてお送りくださいませ。
記
秋田奈昌(なしょう) akita.nashoあっとgmail.com
(あっとを@に変換して返信ください)
尚、会場のベルブ永山のチラシやポスター、多摩市掲示版(7/15以降)、たま広報(7/20号)に、連絡先(携帯番号)を記載しております。
そちらからのお申込みも可能です。
ご参加のお申込みをお待ちしております。
先日(7/9)、乃木坂にある国立新美術館に「第66回 毎日書道展」を見に行ってきました。

今年は、全国から応募作品が約3万点。
その中から審査の上、1万4千点が入選し、国立新美術館と東京都美術館の2つの会場に展示されています。
私の作品も、入選をはたすことができました。
作品作りあたっては、いつも師事している先生のご指導を頂きました。
この場を借りて御礼申し上げます。
国立新美術館には、入選者の中から「さらに優秀」とされて大きな賞を取った作品と、審査員の先生方の作品が展示されていました。
中に入ると、多くの人でに賑わっていました。


またこの日は、書道展開催の初日。
開催のセレモニーに立ち合うことができました。
主催者の方のあいさつの中で、
「昭和23年の第1回目の出品数は、637点でした」
というお話がありました。
初めはそんなに少なかったのかあ…。
この書道展の歴史を改めて感じました。
このような書道展に自分の作品が飾られるのは、幸せなことです。
漢字・かな・前衛作品など、書体もさまざま。
このようにいろいろな書体の作品が見れる機会はは、たいへん貴重です。
すばらしい作品をゆっくりと見てきました。


(海外展のパンフレットの表紙のパネル)
また、企画展示「毎日書道 海外展のあゆみ」や、「2013パリ展『SHO2』帰国展示」も行われていました。
海外展にゲストで招かれた画家のミロが揮毫(きごう)した、「書」も展示されていました。へえーなんだかステキだなー。
東京では、国立新美術館で8月3日(日)まで(作品の入れ替え有)、東京都美術館では7月16日(水)~23日(水)まで開催しています。
その後は、受賞作品などが年末までに全国をまわります。
ご興味のある方は、ぜひ。
今度は、東京都美術館に自分の作品を見に行こうと思います。

今年は、全国から応募作品が約3万点。
その中から審査の上、1万4千点が入選し、国立新美術館と東京都美術館の2つの会場に展示されています。
私の作品も、入選をはたすことができました。
作品作りあたっては、いつも師事している先生のご指導を頂きました。
この場を借りて御礼申し上げます。
国立新美術館には、入選者の中から「さらに優秀」とされて大きな賞を取った作品と、審査員の先生方の作品が展示されていました。
中に入ると、多くの人でに賑わっていました。


またこの日は、書道展開催の初日。
開催のセレモニーに立ち合うことができました。
主催者の方のあいさつの中で、
「昭和23年の第1回目の出品数は、637点でした」
というお話がありました。
初めはそんなに少なかったのかあ…。
この書道展の歴史を改めて感じました。
このような書道展に自分の作品が飾られるのは、幸せなことです。
漢字・かな・前衛作品など、書体もさまざま。
このようにいろいろな書体の作品が見れる機会はは、たいへん貴重です。
すばらしい作品をゆっくりと見てきました。


(海外展のパンフレットの表紙のパネル)
また、企画展示「毎日書道 海外展のあゆみ」や、「2013パリ展『SHO2』帰国展示」も行われていました。
海外展にゲストで招かれた画家のミロが揮毫(きごう)した、「書」も展示されていました。へえーなんだかステキだなー。
東京では、国立新美術館で8月3日(日)まで(作品の入れ替え有)、東京都美術館では7月16日(水)~23日(水)まで開催しています。
その後は、受賞作品などが年末までに全国をまわります。
ご興味のある方は、ぜひ。
今度は、東京都美術館に自分の作品を見に行こうと思います。
7月に入り、我が家の団地の花々も、夏色になりましました。
最近のお稽古の様子をご紹介します。
今回は「お清書の時間」の様子を…。

(昨日7/8の写真)
まずは、私個人の大人教室です。

次は、子どものお稽古の様子です。

次に、私が講師を務める、ヨークカルチャーセンター府中の「こども書道教室」と「おとなから始める書道教室」、二つの講座の様子です。

(子ども教室)

(大人教室)
自宅で練習してきたものがあれば添削をして、うまくいかないところをなんども練習します。
そして、最後に集中してお清書します。
私は、この集中している時間が好きです。
どのお教室の生徒さんも、上手に書きたい、という気持ちはいっしょなんだなあ・・・。
年齢や習う場所が違っても、同じ目標に向かっている。
これからも丁寧な指導を心がけて、少しでも皆さんのお手伝いができたらと思っています。
また、様子を紹介したいと思います。
最近のお稽古の様子をご紹介します。
今回は「お清書の時間」の様子を…。

(昨日7/8の写真)
まずは、私個人の大人教室です。

次は、子どものお稽古の様子です。

次に、私が講師を務める、ヨークカルチャーセンター府中の「こども書道教室」と「おとなから始める書道教室」、二つの講座の様子です。

(子ども教室)

(大人教室)
自宅で練習してきたものがあれば添削をして、うまくいかないところをなんども練習します。
そして、最後に集中してお清書します。
私は、この集中している時間が好きです。
どのお教室の生徒さんも、上手に書きたい、という気持ちはいっしょなんだなあ・・・。
年齢や習う場所が違っても、同じ目標に向かっている。
これからも丁寧な指導を心がけて、少しでも皆さんのお手伝いができたらと思っています。
また、様子を紹介したいと思います。