
最近の子ども教室の様子です。
教室では,硬筆と毛筆の両方を交互に教えています。
両方の基本をしっかり学ぶことが大切です。
そして,とくに大事なのは硬筆(鉛筆)で,まず正しい文字の書き方をしっかり覚えることだと思っています。
子どもは,はじめて墨と筆に触れると,つよく興味を示します。
意欲のある子は,はやく筆で書いてみたいと思う。
それはそれで,よいことだと思います。
でも,文字本来の読み方や書き順などを知ることが,まず必要です。
それには,はじめに硬筆でしっかり練習することが効果的なのです。
鉛筆で書くことは,小さい子どももある程度慣れていて,筆で書くよりも簡単です。
だから,書き順や形を正確に書くことに集中できる。
慣れない筆で書くときは,ほかにも注意することが多すぎて,そうはいきません。
鉛筆で上手に書けるようになったら,それを土台にして,つぎのステップに入る。
つまり,筆で書く”とめ・はね・はらい”につなげていく。
そして,筆で上手に書けるようになると,今度は鉛筆で書く字も上手になります。
これは,大人にも言えることです。
硬筆・毛筆を両方学んで,上手に書けるうれしさを感じてくれたらいいなあと思っています。
次はどんな文字を書こうかな…。
次回がたのしみです。
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昨日(1/31),東京銀座画廊・美術館で,「第4回 うま歳生まれの書家による バレイ書会展」を見てきました。
タイトルにもあるように,うま歳生まれの書家による書道展です。
明治39年(1906年)から平成2年(1990年)までの,うま歳に生まれた書家の作品が飾られていました。

若手も含め,さまざまな年代の書家の作品が並ぶ中,まずは,この「バレイ書会」の創立の時代に関わってきた明治~大正生まれの大家たちの作品(遺墨=亡くなった人の書)をしっかりとみました。私の属する書道団体の創立者も,そのなかにいます。
そのほかの作品も,すばらしいものばかりでした。

私も,うま歳生まれです。
「この書家も,うま歳なんだあ…。」
同じ干支というだけですが,親しみを感じてうれしくなりました。
私も書道をやっていてよかったなあと思いました。
12年後,私はどうしているんだろう。
また,この書道展を見にこれたらいいなあ。
タイトルにもあるように,うま歳生まれの書家による書道展です。
明治39年(1906年)から平成2年(1990年)までの,うま歳に生まれた書家の作品が飾られていました。

若手も含め,さまざまな年代の書家の作品が並ぶ中,まずは,この「バレイ書会」の創立の時代に関わってきた明治~大正生まれの大家たちの作品(遺墨=亡くなった人の書)をしっかりとみました。私の属する書道団体の創立者も,そのなかにいます。
そのほかの作品も,すばらしいものばかりでした。

私も,うま歳生まれです。
「この書家も,うま歳なんだあ…。」
同じ干支というだけですが,親しみを感じてうれしくなりました。
私も書道をやっていてよかったなあと思いました。
12年後,私はどうしているんだろう。
また,この書道展を見にこれたらいいなあ。