
先日,私の教室の子どもの生徒さんが小さなえんぴつ立てをもってきました。
「学校の技術の時間に作ったんだ!」とのこと。
自慢げな表情で見せてくれました。
とってもかわいらしかったので,思わず写真をとりました。
私がカメラを向けていると,
「このさかなもいっしょにとって!」というので…

お気に入りのさかなの形をした文鎮もいっしょに並べて撮りました。
生徒さんは,この文鎮を使って書道をするのが大好きです。
この文鎮は,私の亡くなった義父からもらったものです。
私もずっと大事に使っています。
生徒さんの手作りのえんぴつ立てと義父からもらった文鎮がなかよく並んでいます。
なんか,こころがあたたくなりました。
お気に入りの道具を使いながら勉強するのはやはりたのしいものですね。
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[tag] 文房具 子ども
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昨日の朝の写真です。
我が家の団地の春の草木は,次々と花を咲かせています。
若々しい草木とたんぽぽやつつじがとてもイキイキしてみえました。
とてもさわやかな気持ちになります。
たんぽぽは,今年の春の不安定な気候のためか,元気に咲いている花のすぐ横に,すでに綿毛にになってたねを飛ばしているものありました。
たんぽぽも戸惑っているのでしょうか…。
つつじはこれからどんどん花を咲かせてくれそうです。
何日かしたら,また写真を撮ってみようと思います。

先日,ある大きな書道展に出品する,古典の臨書の作品を書き終えました。
関戸本古今集(せきどぼんこきんしゅう),伝藤原行成筆です。
この古典は,数年間ずっと勉強しているものです。
今回も,先日3/30に紹介したもうひとつの作品と平行して,師事している先生に指導を受けながら作りました。
上の写真のように,この古典を清書する専用の料紙8枚に書いたものを,上下に4枚ずつ並べます。
1枚の料紙に4首~6首ほどの和歌を書いています。1枚に16行~18行になります。
和歌の説明文なども入っている箇所もあります。
仕上がりのサイズは2尺×6尺(61㎝×182㎝)の横長作品です。
臨書は,古典の文字をできるだけそっくりにまねて書きます。
古典の内容もしっかり理解して,間違えのないように。
歌が途中で切れたりせず,意味が通っているかなど,しっかり確認します。
あたりまえだと思われるかもしれませんが,そういう間違いも起きることがあるのです。
上の写真の料紙は色ちがいになっています。1枚ずつの料紙を8枚並べたときに,遠くから見ても,全体が美しく見えることにも気をくばりました。
同じ作品を何度か作っていると,書くたびにその古典に向かう気持ちが変わります。そして「まねる」たのしさがわかってきます。
かなの臨書は,大きな文字の作品づくりに比べると地味な作業です。
でも,少しでも「お手本に近づけた」と感じるときは,うれしいです。
そして,古典の文字をしっかりと習得することは,大きな紙に書くときに生きてくるのです。
先生は常々,「古典はとても大切」とおっしゃいます。
これからも,この関戸本古今集をもっともっと書いていきたいと思いました。
[tag] 俳句 万葉集 色紙
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4月28日(日)と29日(月・祝),永山公民館と関戸公民館で,「GW 親子・孫でたのしむ 体験書道教室」を開催します。
講師は私,秋田奈昌です。
楷書の基本を丁寧に教えます。
春から書道をはじめたいと思っている方,この機会に触れてみませんか?
おとな・子ども,どなたでも大丈夫です!
初心者歓迎です。
自分の作品をお土産にお持ち帰りいただけます。
下記の日程・場所からお選びください。
日時:4月28日(日) 9:00~11:00
ベルブ永山 4階 永山公民館(学習室)
4月29日(月・祝) 9:00~11:00
ヴィータコミューネ 7階 関戸公民館(創作室)
会費:お一人様1000円(子どもさん半額500円)
材料費込み,道具は会場にもあります。
お申込み・問い合わせは
秋田 奈昌 akita.nashoあっとgmail.com
(あっとを@に変換して送ってください)
*尚,各公民館のチラシ,多摩市掲示板のポスター,たま広報4月20日号(予定)に,携帯番号を記載してあります。
そちらからも受け付けております。

我が家の団地から,最寄りの駅に向かう途中にある小さな雑木林の写真です。
昨日の朝に撮りました。
つい数日前までは枯れ枝だったのに,若い葉っぱでいっぱいになっていました。
そして,鳥のさえずりもよく聞こえます。
鳥たちも春の訪れを感じているようです。
青く輝く若葉と,元気よく鳴く鳥の声…。
あわただしく家をでて仕事に向かうときも,この雑木林の脇の道を通ると,ちょっとだけ気持ちが和らぎます。
今日は,葉っぱの青さがもっと濃くなっているでしょうね。