お正月に銀座と有楽町で、3つの書道展を見てきました。銀座では、和光ホールとセントラルミュージアム銀座の2会場で開催されている「現代の書 新春展」を、有楽町では「第三十八回雅涎会書展」です。
この日の銀座は大変寒く、昼ごろから雪がちらつきはじめました。

まずは、セントラルミュージアム銀座での「現代の書 新春展」を見ました。

会場に入ると、出品している書家100人が書いた今年の干支の寅の字が飾られていました。1つの作品はハガキサイズほど。この展示は毎年恒例となっています。


漢字やかな、書体もさまざまです。同じ「とら」でも色々あってたのしい。皆さん興味深かそうに見ていました。
ほかの作品もすばらしいものばかり。静かな会場でゆったり見ることができました。

次は、銀座・和光本館6階の和光ホールへ。

銀座和光のショーウィンドウの装飾も「寅」です。

大きな作り物の寅の顔は大変リアルで、ブルーの目は時々まばたきしていました(^-^;
こちらの会場では、毎日書道会の顧問、理事、幹事、そして第72回毎日書道展の最高賞・文部科学大臣賞受賞作家など、日本を代表する書家の作品が飾れていました。
会場は大変賑わっていました。どれも新春にふさわしいすばらしい作品ばかりで、気持ちが明るくなりました。
最後に有楽町まで歩いて、有楽町朝日ギャラリーに向かい「雅涎会書展」を見てきました。この会ではその年の干支の生まれの作家の作品を展示しています。
ただし今回は昨年の丑年生まれの書作家による展覧会(昨年できなかったため?)。私の所属する団体の先生方も出品されていると聞いて行ってきました。

落ち着いた会場には、さまざまな大きさや表装の作品が飾れていました。私も今まで取り組んだことのない大きさなど、新しいかたちの作品に挑戦したいなあと思いました。

今回は、銀座付近の3つの展覧会をゆっくりと見ることができました。あいにくのお天気でしたが、会場は大変華やかでした。お正月にステキな作品を見ることができて、明るい気持ちになりました。
地元の駅に着くころにはすっかり雪景色。

次の日、我が家付近の草木には雪が積もり、それらが朝日を浴びて輝いていました。


今年も美しいものを見る機会が多くあるといいなあと思いました。
この日の銀座は大変寒く、昼ごろから雪がちらつきはじめました。

まずは、セントラルミュージアム銀座での「現代の書 新春展」を見ました。

会場に入ると、出品している書家100人が書いた今年の干支の寅の字が飾られていました。1つの作品はハガキサイズほど。この展示は毎年恒例となっています。


漢字やかな、書体もさまざまです。同じ「とら」でも色々あってたのしい。皆さん興味深かそうに見ていました。
ほかの作品もすばらしいものばかり。静かな会場でゆったり見ることができました。

次は、銀座・和光本館6階の和光ホールへ。

銀座和光のショーウィンドウの装飾も「寅」です。

大きな作り物の寅の顔は大変リアルで、ブルーの目は時々まばたきしていました(^-^;
こちらの会場では、毎日書道会の顧問、理事、幹事、そして第72回毎日書道展の最高賞・文部科学大臣賞受賞作家など、日本を代表する書家の作品が飾れていました。
会場は大変賑わっていました。どれも新春にふさわしいすばらしい作品ばかりで、気持ちが明るくなりました。
最後に有楽町まで歩いて、有楽町朝日ギャラリーに向かい「雅涎会書展」を見てきました。この会ではその年の干支の生まれの作家の作品を展示しています。
ただし今回は昨年の丑年生まれの書作家による展覧会(昨年できなかったため?)。私の所属する団体の先生方も出品されていると聞いて行ってきました。

落ち着いた会場には、さまざまな大きさや表装の作品が飾れていました。私も今まで取り組んだことのない大きさなど、新しいかたちの作品に挑戦したいなあと思いました。

今回は、銀座付近の3つの展覧会をゆっくりと見ることができました。あいにくのお天気でしたが、会場は大変華やかでした。お正月にステキな作品を見ることができて、明るい気持ちになりました。
地元の駅に着くころにはすっかり雪景色。

次の日、我が家付近の草木には雪が積もり、それらが朝日を浴びて輝いていました。


今年も美しいものを見る機会が多くあるといいなあと思いました。
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先日上野の東京都美術館で、「第47回 現代書道院展」を見てきました。私が所属している団体の展覧会です。私も出品しています。


(私の作品)
また学生展には、今年も私の生徒さんが大勢参加されました。中には優秀な賞を受賞したお子さんもいました。
子どもさんたちの作品は、どれも立派で元気いっぱい。私もうれしくなりました。



今年も展覧会が開催されたことに感謝したいと思います。
すてきな作品を見て、また来年もがんばろうと明るい気持ちになりました。


(私の作品)
また学生展には、今年も私の生徒さんが大勢参加されました。中には優秀な賞を受賞したお子さんもいました。
子どもさんたちの作品は、どれも立派で元気いっぱい。私もうれしくなりました。



今年も展覧会が開催されたことに感謝したいと思います。
すてきな作品を見て、また来年もがんばろうと明るい気持ちになりました。
先日、府中のル・シーニュ(駅前の商業ビル)で、「第8回小学生の税の書道展」を見てきました。武蔵府中青色申告会が主催する展覧会で、府中市内の小学生で、希望する人が出品できます。

私が講師をしている「ヨークカルチャーセンター府中」の子ども書道教室の生徒さんの何人かが、この展覧会に応募して優秀な賞を受賞したと聞き、見に行くことにしました。
会場は日曜日ということもあり、親子連れなどで賑わっていました。

課題の文字は、「青色申告」「ぜい」など、税金に関係するもの。半紙の大きさに書いていました。
元気いっぱいで立派な作品ばかりです。

会場の方たちからは、「この作品は、大人が書いたみたいに上手だね」とか、「ひらがなは難しいんだよね」などという会話が聞こえてきました。
こちらの展覧会の出品に際しては、私は指導はしていませんが、生徒さんたちの作品は大変立派でした。日ごろの練習の成果かなあとうれしくなりました。
楽しいときを過ごすことができました。またこのような機会を作りたいと思います。

私が講師をしている「ヨークカルチャーセンター府中」の子ども書道教室の生徒さんの何人かが、この展覧会に応募して優秀な賞を受賞したと聞き、見に行くことにしました。
会場は日曜日ということもあり、親子連れなどで賑わっていました。

課題の文字は、「青色申告」「ぜい」など、税金に関係するもの。半紙の大きさに書いていました。
元気いっぱいで立派な作品ばかりです。

会場の方たちからは、「この作品は、大人が書いたみたいに上手だね」とか、「ひらがなは難しいんだよね」などという会話が聞こえてきました。
こちらの展覧会の出品に際しては、私は指導はしていませんが、生徒さんたちの作品は大変立派でした。日ごろの練習の成果かなあとうれしくなりました。
楽しいときを過ごすことができました。またこのような機会を作りたいと思います。
11月になり、秋も深まってきました。私の住む地域では、このところ秋らしいよい天気が続いています。
我が家の団地内の銀杏も、日差しを浴びて大変きれいです。

(団地の銀杏)
先日、上野の東京国立博物館に行ってきました。
この日もさわやかな秋晴れ。



(重厚なつくりの館内)
入場制限がされており、事前にネットで日時指定券を予約しました。
観覧の目的は、本館の総合文化展で特別展示されている、「書と紙、ー平安時代の美しい料紙ー」(~11/23(月・祝)を見ることです。平安時代の美しく装飾された料紙(主にかな文字を書く紙、中国製・日本製がある)に、当時の能書(書の巧みな人)が書いた作品が展示されていると聞いたからです。
「このような詩歌を揮毫した調度手本は、平安貴族の最高級の贈答品としてつくられてきた」(博物館のパンフレットより)とのこと。
館内は、静かで、ゆっくりと見て回ることができました。

今回の展示で特に見たかったのは、「国宝、古今和歌集元永本(こきんしゅうげんえいぼん)です。

(国宝、古今和歌集元永本、元永3年、1120年)
日本製の唐紙の特徴である、雲母(きら、うんも、光沢のある鉱物)をすって装飾された料紙に和歌が書かれた巻子本(冊子になっているもの)です。
近くでじっくり見ると、紙の質感や毛筆の美しさが大変よくわかります。
今からちょうど900年前のものです。
こんなきれいに残っているなんてすばらしい。どんな気持ちで書いたのだろう…。
ほかにも、藍色に染められたり、違う色の紙をつなぎ合わせたりした紙や、金色や銀色で草木や鳥などを描いているものも。
どの料紙も大変な技術と手間がかかっていて、書も美しい。
当時の財力と工夫を凝らした様子を知ることができた気がしました。
今から900年ほど前の作品(複製ではない、本物)を見ることができるのは大変貴重なことです。
なんども同じ作品を見ました。
また、同じ本館では、ほかの日本の美術作品もたくさん展示されていました。購入したチケットで見ることができました。
縄文時代の埴輪や土器から、平安・室町の仏教美術、陶器や刀剣、茶道関係、能や歌舞伎の衣装、浮世絵など、多岐にわたっていました。映像で日本美術の流れを紹介しているブースも。それぞれの分野で国宝や重要文化財も多数展示されていました。


会場には、社会科見学の生徒や、学生、小さなお子さんを連れた親子の姿もありました。


平安の書を見ることが目的でしたが、普段触れることない日本の美術のすばらしさに圧倒されました。
私も、日本のことなのに知らないことが多いなあ。
展示物を紹介したパンフレットがほしいと思い探したところ、日本語版がありません。
案内の方に聞くと、日本語版は作っていないとのこと。
仕方がないので、英語版(Highligts of Japanese Art)をもらってきました。

インバウンドに向けて企画をした展示だったのでしょうか。
外国人の方が見たら喜ぶだろうなあ…。
入場制限もあって、見に来ている方も少なく、少しもったいないと思いました。
入館料は、1000円。
芸術の秋を満喫して、たのしい時間を過ごすことができました。
また、都内や近所で、ほかの展覧会などを見に行けたらと思います。
我が家の団地内の銀杏も、日差しを浴びて大変きれいです。

(団地の銀杏)
先日、上野の東京国立博物館に行ってきました。
この日もさわやかな秋晴れ。



(重厚なつくりの館内)
入場制限がされており、事前にネットで日時指定券を予約しました。
観覧の目的は、本館の総合文化展で特別展示されている、「書と紙、ー平安時代の美しい料紙ー」(~11/23(月・祝)を見ることです。平安時代の美しく装飾された料紙(主にかな文字を書く紙、中国製・日本製がある)に、当時の能書(書の巧みな人)が書いた作品が展示されていると聞いたからです。
「このような詩歌を揮毫した調度手本は、平安貴族の最高級の贈答品としてつくられてきた」(博物館のパンフレットより)とのこと。
館内は、静かで、ゆっくりと見て回ることができました。

今回の展示で特に見たかったのは、「国宝、古今和歌集元永本(こきんしゅうげんえいぼん)です。

(国宝、古今和歌集元永本、元永3年、1120年)
日本製の唐紙の特徴である、雲母(きら、うんも、光沢のある鉱物)をすって装飾された料紙に和歌が書かれた巻子本(冊子になっているもの)です。
近くでじっくり見ると、紙の質感や毛筆の美しさが大変よくわかります。
今からちょうど900年前のものです。
こんなきれいに残っているなんてすばらしい。どんな気持ちで書いたのだろう…。
ほかにも、藍色に染められたり、違う色の紙をつなぎ合わせたりした紙や、金色や銀色で草木や鳥などを描いているものも。
どの料紙も大変な技術と手間がかかっていて、書も美しい。
当時の財力と工夫を凝らした様子を知ることができた気がしました。
今から900年ほど前の作品(複製ではない、本物)を見ることができるのは大変貴重なことです。
なんども同じ作品を見ました。
また、同じ本館では、ほかの日本の美術作品もたくさん展示されていました。購入したチケットで見ることができました。
縄文時代の埴輪や土器から、平安・室町の仏教美術、陶器や刀剣、茶道関係、能や歌舞伎の衣装、浮世絵など、多岐にわたっていました。映像で日本美術の流れを紹介しているブースも。それぞれの分野で国宝や重要文化財も多数展示されていました。


会場には、社会科見学の生徒や、学生、小さなお子さんを連れた親子の姿もありました。


平安の書を見ることが目的でしたが、普段触れることない日本の美術のすばらしさに圧倒されました。
私も、日本のことなのに知らないことが多いなあ。
展示物を紹介したパンフレットがほしいと思い探したところ、日本語版がありません。
案内の方に聞くと、日本語版は作っていないとのこと。
仕方がないので、英語版(Highligts of Japanese Art)をもらってきました。

インバウンドに向けて企画をした展示だったのでしょうか。
外国人の方が見たら喜ぶだろうなあ…。
入場制限もあって、見に来ている方も少なく、少しもったいないと思いました。
入館料は、1000円。
芸術の秋を満喫して、たのしい時間を過ごすことができました。
また、都内や近所で、ほかの展覧会などを見に行けたらと思います。
銀座で、「現代の書 新春展-今いきづく墨の華」を見てきました。
会場は、銀座・和光本館6階和光ホールと、紙パルプ会館5階セントラルミュージアム銀座の二会場です。
まずは、和光ホールにむかいました。
銀座和光のショーウィンドーは、お正月の雰囲気です。

会場に向かうエレベーターの液晶画面では、出品している書家が書いた、「亥」の文字が映し出されていました。
会場には、現代の書を代表する24人の書家による作品が飾られていました。
落ち着いた雰囲気の中、漢字やかなの作品などすばらしい作品を見てきました。
次は、セントラルミュージアム銀座へ。
お正月の銀座の街は、たくさんの人でにぎわっていました。

中に入ってすぐ、100人の書家の方々によって書かれた今年の干支の文字が展示されていました。

このような展示は、こちらの会場で毎年恒例。
ひとつの作品の大きさはハガキサイズほど。書体は、行書、篆書、かななど様々です。
他のすばらしい作品も、ゆっくりと見ることができました。
この書道展を見ると、今年も始まったなあと感じます。
こちらの書道展は、1/9まで開催しています。(入場無料)
ご興味のある方は、足を運んでみたらいががでしょうか。
また、色々な書道展や美術展に足を運べたらと思いました。
会場は、銀座・和光本館6階和光ホールと、紙パルプ会館5階セントラルミュージアム銀座の二会場です。
まずは、和光ホールにむかいました。
銀座和光のショーウィンドーは、お正月の雰囲気です。

会場に向かうエレベーターの液晶画面では、出品している書家が書いた、「亥」の文字が映し出されていました。

会場には、現代の書を代表する24人の書家による作品が飾られていました。
落ち着いた雰囲気の中、漢字やかなの作品などすばらしい作品を見てきました。
次は、セントラルミュージアム銀座へ。
お正月の銀座の街は、たくさんの人でにぎわっていました。

中に入ってすぐ、100人の書家の方々によって書かれた今年の干支の文字が展示されていました。

このような展示は、こちらの会場で毎年恒例。
ひとつの作品の大きさはハガキサイズほど。書体は、行書、篆書、かななど様々です。
他のすばらしい作品も、ゆっくりと見ることができました。
この書道展を見ると、今年も始まったなあと感じます。
こちらの書道展は、1/9まで開催しています。(入場無料)
ご興味のある方は、足を運んでみたらいががでしょうか。
また、色々な書道展や美術展に足を運べたらと思いました。