
(昨日,6/6の様子)
私の教室の子どもさんが,私の所属している書道団体の学生書道の昇級の課題にトライしています。
毎月出される課題を清書して提出し,審査を経て合格すると,級や段を取得することができます。
はじめは10級からです。
今回の課題は,「元気な声」。
半紙に4文字書きいれます。
今まで書いたことのある文字もありますが,いざ昇級に挑戦するとなるとやはり緊張感が違います。
お手本をしっかりみて書きます。
楷書の基本ができているかどうかが大切です。

半紙に上手く4文字を書き入れるのは,子どもさんにとって難しいです。
がんばって何度も練習しました。
書いたものをその都度貼って,遠くからみてみます。
私が,
「この作品をだそうか」といって終ろうとすると
「もう一枚書きたい!」
と最後にもう一枚書きました。
お名前もしっかりいれて。
とてもよい作品ができました。
自分が納得するまで書こうとする姿勢がたのもしい。
同時に,「昇級に挑戦すること」が書道に対する気持ちをここまで変えるものなのか…と新鮮な驚きもありました。
合格するような作品をつくるためには,私の指導も厳しくなることもあります。
子どもさんにとってはいやになるときもあるでしょう。
それに,初めからよい結果が出るともかぎりません。
でも,「もっとうまく書けるようになりたい」という気持ちが生まれてくることは確かなようです。
それが上達するために,とても大切なことなのかもしれません。
私もその気持ちに応えられるように,しっかり指導していかなければ…と改めて思いました。
これからも,毎月課題に取り組んでいきます。
ますます書道を好きなるきっかけになってくれたらいいなあと思っています。
これからの子どもさんの成長が,とてもたのしみになってきました。
さあ,来月もがんばろうね!
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[tag] 初段 団体 習い事
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